INNOVATOR2400作成レポート前編 INNOVATOR2400の作成計画など

newtonが2003年末に初めて作成した自作パソコン「INNOVATOR2400」のレポートです。
色々なトラブルに見舞われながらも、無事に完成させることが出来ました。


INNOVATOR2400作成レポートのあらすじ
 はじめての自作パソコン作成と言うこともあって、長々と説明が続きます。
(トラブルもいくつか発生してたため、その解決方法への文章が全体の半分を占めています。)

■完成までの流れはこのような感じです。
01.いま使用しているメーカー製PCのパーツ(HDDとCPU以外すべて)を交換する計画をはじめる
02.パーツを購入し、取り付ける

03.電源を入れてもBIOSが起動しない
04.マザーボードの初期不良と判明
05.交換後、BIOSは無事に起動

06.しかし、Windows98が起動しない(エラーが出て止まる)
07.Windows98のバグで今の構成では起動できないと知る
08.WindowsXPを購入。おまけにHDDも新しく購入。
09.メーカー製PCのパーツ交換どころか、結局まるまる1台自作パソコンが出来てしまう。
10.完成(のはずだった)

11.完成1ヶ月後にBIOSでエラーが出るようになる。Windowsが起動出来ても突然再起動する症状が出る
12.電源が原因かと思い、電源交換。しかし症状は改善できず
13.メモリとVGAカードを友人のPCで動作検証。この2つは問題なく動作
14.PCショップでCPUとマザーボードの動作検証。ショップでは問題なく起動。

15.自宅での症状は改善するどころか悪化してBIOSが完全に起動しなくなる
16.MSI製マザーボードを新しく1枚買う。しかし再起動する症状が残る
17.MSIの独自技術D-Beraket2のシステムでBIOSの起動状態を見る
18.電源投入後、メモリサイズチェックの後にフリーズしている事が判明
19.メモリを交換(ノーブランドからIO DATA製へ交換)
20.すべての症状が改善して、問題なく動作する
21.完成

詳しい内容は以下の文章から始まります。


パソコン作りの計画(2003年10月上旬)
 当時は1998年に購入したIBM製パソコンを使用していました。
しかし、使用していた5年間の間でパソコンに求められている環境が変わり
うまく動作しないソフトが次々と出てくるようになりました。

 そこで、IBM製パソコンのマザーボードとCPUを交換するというプランを計画。
(HDDのみIBMに付けられていた物を引き継いで使用する予定でした)
せっかくパーツ交換するので余裕を持った性能のほうが良いと思い始め
当時使用していたパソコンのCPU(AMD K6 233MHz)と比べて約10倍早い
Celeron2.4GHzを目標にパソコンのパーツを交換する計画が始まりました。

当時はCPUやマザーボードの詳しい知識(現在主流となっているパーツの規格など)が
全然知らなかったので、パソコンショップや本屋へ何度も足を運びながら自力で
挑戦してみました。


パーツ選び(2003年10月中旬)
■マザーボード
以前使用したマザーボードの仕様はSoket7、ISAバス、USB1.0を装備しており
最近のパソコンショップで販売しているパーツには規格が合いません。

今後のことも考え、拡張性の高いAopen製 AX4SPE-Nにしました。
Soket478、PCIスロット(6ポート)、USB2.0(8ポート)、LAN、メモリスロット4、AGP8×……
おそらく5年間は使用できると思われる物にしました。

#しかし、このマザーボードがパソコン動作確認に多大な時間をかけることになってしまいました…


■CPU
計画していた通り、Celeron2.4GHz(Soket478,Northwoodプロセッサ)にしました。
当時の価格では(2003年10月)約9000円とお手頃なパーツです。


■FDD
TEAC製を購入しました(型番忘れました…)1.2MBのFDは使う見込みが無いので2モードの製品。


■メモリ
速度を向上させるため、以前使用していたPC100 SDR 160(128+32)MBを切り捨て
PC2100 DDR 256MBを購入しました。コスト削減のため、ノーブランドのバルク品です。
ただ、メモリのソケットが堅いので(どのM/Bも同じですが…)取りつけには苦労します(^^;
#しかし、このメモリも今後のトラブルを引き起こす原因となってしまいました…。


■ケース
付属電源DR-B350ATX350Wを搭載したV-TECH V770Kにしました。
5インチベイが4つ、3.5インチベイ(FDD用)が2つ、シャドウベイが4つある拡張性の高いケースです。

ケースファンも後部に2箇所、前面(HDD付近)に2箇所付けられるようになっています。
格安ケースの割には(6000円でした)ケースファンが付けやすくなっている仕様で驚きました。


■VGA
今回のマザーボードはVGAが装備されていないので3Dゲームにも対応できるよう
MSIのRADEON9550SEを選んでみました。ファンレスのため、静音化にも貢献できますね。


これ以外のパーツ(HDD、CD-ROM)は以前使用していたパソコンから流用。


組み立て&動作確認(2003年11月上旬)
CPUの取り付けは初めてだったので少し不安でしたが、取り付けはとても簡単。

ソケットに合えばCPUの重みで勝手に装着できます。

CPUよりも取り付けが大変だったのはCPUクーラー。固定レバーがこんなに堅いとは意外です。
レバーを倒すときにマザーボードがきしむ音がしますが、折れることはないですね。
#噂によると、固定レバーの方が先に折れるそうで…。

メモリ、VGAカード、HDD、CD-ROM、FDDも取り付けます。

ケーブルを接続し、電源ボタンを押してみました。しかし、画面には何も表示されず…。
電源は入っているらしく、CPUファンやLEDは回転・点灯しているのにBIOSが起動しません。
マニュアルを参照してみましたが正常に取り付けできているようです。

パーツの初期不良の可能性があるため、動作確認の取れるパーツを調べてみた所ところ
5日間の調査でCPUとマザーボードのどちらかが不良になっている所まで絞ることが出来ました。

パーツを購入したパソコンショップへ動作チェックを依頼したところ
マザーボードの初期不良ということが分かりました(^^;;
はじめての自作パソコン作成で初期不良に出会うとは驚きです。

さて、無償で新品のマザーボードに交換し、再び組みなおしたところ無事にBIOSが立ち上がりました。

BIOSが起動すると一安心しますね。自作パソコン完成まであと一歩です。

しかし、喜びもつかの間。Windows98を起動中に…

「NDISディバイス初期化中...
 Windows保護エラーです。コンピュータを再起動してください。」
というエラーが出てしまい、起動は出来ませんでした…。Safeモードでは起動できるのですが。

HDDは以前使っていたをデータをそのまま使用していたため、一度Windows98を
クリーンインストールしてみましたが状況は変わりませんでした。

そこで、今度はエラーメッセージに書かれていたNDISディバイスの意味を調査したところ
ネットワークディバイスに関係するものと判明したため、Safeモードでネットワークドライバを
削除してみたところ、無事に起動することが出来ました。

…しかし、このままではインターネットが使えません(汗)

Windows98のOS自体のバグによる疑いが浮上したため、
Windows98のセットアップの問題に関するページをを発見し
問題のエラー内容を調べたところ、ようやく原因が判明しました。

Windows98は2.1GHz以上のCPUでは、そのような保護エラーが発生する事が判明しました(^^;
メモリを512MB以上乗せた場合はWindows98が「メモリ不足の為Windowsを初期化できません......」
となり起動できない問題は既に知っていたため、メモリは256MBに抑えたのですが
CPUの周波数に問題があったとは予想外の展開です。

OSをWindows2000やWindowsXPにすれば問題なく使える事が分かったため
OSも新しくWindowsXPを購入しました。おまけにHDDも新品の物(日立IC35L120AVV207-0 120GB)
を購入することに。HDDを取り付け、フォーマットとインストールを行い無事に自作パソコンが完成しました。


……こうして、IBMのパソコンを大幅にアップグレードするはずの計画が、いつの間にか自作パソコンを
1台作ることになってしまいましたorz 今思えば、最初からそうした方良かったと反省。

自作パソコンが完成してインターネットやゲームを快適に楽しんでいましたが
1ヵ月後にトラブルが発生して起動できなくなる症状が出てしまいました。

この続きはINNOVATOR2400作成レポート後編をご覧ください。