まず、パソコンの騒音の元は殆どがファンのモーター音と風きり音です。
他にもHDDの回転音も考えられます。この中で、最も騒音が大きい物がCPUファン
(なお、Celeron2.4GHz付属のリテールファンの騒音は39dB)です。
Intel純正のリテールファンは7cmファン(Soket478の場合)のため
高速回転(2600rpm〜)で回転し、またファンのモーターを支えるフレームの位置が悪いため
風きり音が非常に耳障りになる特徴があります。
CPUファンを別のメーカー製で静音仕様となっているものを
購入して取り付けてみましょう。これで騒音は大幅に改善されます。
newtonの場合では、SPEEZE製DragonForce(EE416B5)を購入してみました。
このCPUファンの特徴はリテールファンのようにクリップを倒すことで
CPUファンを固定する仕組みになっています(イージークリップ)。
そのため、簡単に取り付けることが出来ます(リテールファンよりも簡単です)。
私はイージークリップで取り付ける事を重視して購入してみました。
ただ、購入してから分かりましたが、騒音は結構酷いので(パッケージには
最小騒音21dBとなっていますが、少なくとも30dBは超えているような気がしますが…)
ファンだけを、さらに別の物に交換することにしました。

イージークリップなので、脱着が非常に簡単です。
リテールファンのように爪を噛み合わせる必要もなく、とても簡単です
クリップを倒す時に自動的に爪にかかるようになっていて、倒しきる時に
バネの力で固定するようになっています。
このDragonForceはPentium4 3.4GHzの冷却まで対応しているそうです。
また、DragonForce姉妹製品のQuietude
P4 やQuietForceのスペックから大雑把に
Celeron2.4GHzの冷却に必要な風量を考え、約25CFMの風量があれば
たぶん問題ないと思い(←かなりいい加減です)、ファンの品定めに移りました。
しかし、7cmファンではどうしても回転数を上げなければ十分な風量が得られないため
8cmファンをアダプタ(エアーインテーク)を通して7cmファンの口径に
変更するようにして取り付けることにしました。
静音化のポイントの1つは、大きい羽を搭載したファンを
低速回転で動かす方法が一般的です(自作パソコンのユーザーではよく行われる方法です)。
こうすることで、騒音を減らしながら風量を得るという一石二鳥の効果があります。
取り付けるファンはPAPST製8cmファン、2050rpmのものにしました。
これはケースファンで既に使用している物と同じ製品です。
PAPST製は非常に高価(3000円)ですがモーター音や振動は低減されており、
静音化には必須のファンです。騒音は25CFMの風量が得られながら19dBに抑えられました。
いよいよ新しいCPUクーラーを取り付けます。
リテールファンを取り外してシリコングリスをまんべんなく塗り、クーラーを載せます。
ここで注意して欲しい事は、ファンを付けていない状態で取り付けることです。
頭の回転が速い人は既に御察しだと思いますが、サイズの大きいファンを
取り付けると、CPUクーラーの固定時に、ファンが邪魔をしてクリップを倒すことが出来なくなります。
まずはヒートシンク(イージークリップも付いている状態)で取り付けて
クリップを倒してCPUに固定します。この後に8cm→7cmアダプタ(エアーインテーク)を
取り付けますが、イージークリップとアダプタが干渉して取り付けづらいです(^^;
しかし、アダプタのプラスチックは少し柔らかいので、強引に変形させて
ネジで固定します。この辺りは無理矢理進めますorz
最後に、防振用のシリコンシートと挟んで8cmファンを取り付けて完成です。

クーラーにアダプタを取り付けますが、イージークリップと
アダプタが干渉するので、強引に変形させて取り付けます(^^;
アダプタにシリコンシートを載せます。

完成したCPUクーラーです。簡単な改造で大幅な静音化になりました。

下から順に、ヒートシンク、イージークリップ、アダプター、シリコンシート、8cmファンとなります。
現在は、この新しいCPUクーラーで稼働していますが、非常に静かで快適です。
エンコードで負荷もかけてみましたがCPUの温度は51℃以上になりません
(リテールのCPUクーラーでは53℃になりました)。
ヒートシンクも高性能にしたお陰で、静音化だけでなく冷却能力も格段に上がりました。
この静音対策の効果は絶大と思います。自作パソコンがうるさくてお困りの方は是非挑戦して頂きたいです。
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