自作パソコントラブル対処法(ソフト編) newtonがトラブル解決に向けて実践してみた内容を公開。


■掲載しているトラブル対処法一覧

Linuxをインストールする前にInitializing PC Card Devicesというメッセージの画面で止まってしまう
休止状態が使えない、または電源オプションに休止状態の設定画面がない
YAMAHAチップのサウンドカードを取り付けると、勝手にYamaha Media Driverがインストールされてしまう
突然画面が読み取り不能になり、再起動したところシステムがやや不安定になってしまった
Internet Explorerで[この種類のファイルであれば常に警告する]のチェックを間違って外してしまった
ブロードバンドルータを経由してInternet Explorerを起動するとオフライン作業になる
Windows98を起動中にWindows保護エラーが発生する



Linuxをインストールする前にInitializing PC Card Devicesというメッセージの画面で止まってしまう
 LinuxをインストールしようとCDから起動させてみると
CDから起動15秒後くらい画面が切り替わり、青い背景に「Initializing PC Card Devices...」という
メッセージが出たまま停止(再起動も受け付けずフリーズ)してしまうことがあります。
PCに接続している機器によって発生する事がありますので、1つずつ環境を変えて検証してみます。

1.パソコン本体に接続させる機器を最小限にする
 PCI接続の増設ボードやノートパソコンに挿入するPCカード、USB接続の機器は全部取り外してください。
必要最低限の状態にさせると、問題なく進むようになることがあります。

2.BIOSの設定で、マザーボードに搭載している各機能をオフにしてみる
 PCカードスロットの設定をオフにしてみたり、独自の機能がある場合はオフにしてみます。

newtonの場合は、USB接続のマウスを接続していた事がフリーズした原因と判明。
USBマウスを取り外して再度試したところ正常にインストール画面まで進むようになりました。


休止状態が使えない、または電源オプションに休止状態の設定画面がない
 OSの再インストールやアップグレード後で気がつくことがありますが、
Windowsの終了に休止状態がなかったり、電源のプロパティに休止状態の設定をする
項目がなくなる事があります。

この休止状態は様々な条件をクリアしなければ正常に使用できない機能なのです。
ですので、場合によっては休止状態は使うことができないままで終わってしまうこともありますので予めご了承ください。


<A>Windowsの終了メニューに休止状態がないとき
 初期設定では休止状態は無効の設定になっていますので設定を変更します。
まずはコントロールパネルを開き(WindowsXPの場合では必ずクラシック表示に切り替えてください)
電源オプションを表示させ、休止状態のタブをクリックして設定画面を開いてください

(もし休止状態のタブがなく、休止状態の設定画面自体がない場合は<B>に進んでください)。
[休止状態をサポートする]のチェックをクリックしてOKボタンをクリックすれば、
Windowsの終了のメニューで休止状態が使えるようになります。

 ただし、WindowsXPではシャットダウンのメニューを表示させているときにShiftキーを押し続けてください。
すると、スタンバイのボタンが休止状態になります(これは仕様となっています)。

↓WindowsXPではShiftキーを押している間のみスタンバイが休止状態となります。



<B>休止状態の設定自体がないとき

1.ドライバをすべてインストールする
 Windowsの再インストールやアップグレードの直後で休止状態の設定画面は出てきません。
特にLANなどの通信関係ディバイスのドライバやマザーボード、VGAカードのドライバを
インストールしておかないと休止状態の設定画面は出てこないので、
OSに対応したドライバをメーカーのサイトからダウンロードしてインストールします
(大半は英語のホームページなので、英語が苦手な方は探すことがちょっと面倒かもしれませんが、
これぐらいは自分でサクサク出来るようにしておきましょう)。


2.特定のディバイスを取り外して休止状態の設定画面が表示されるか確認
 TVチューナーなど一部の機器は休止状態に対応していない製品があるため、
その製品をパソコンに取り付けていると休止状態の設定画面は出てきません。
ですので、パソコンに接続している機器を1つ1つ取り外して
どの機器が休止状態に対応していないのか確認します。
もし、特定の機器を外した場合に休止状態の設定画面が出てきたら成功です。


3.BIOSのアップグレード
 特にメーカー製パソコンに新しいWindowsをインストールする場合は
BIOSを更新しなければいけない場合があります。
詳しくはメーカーのサイトを参照して対応する方法について各自で調べてみてください。


 これ以外にも原因はあると思いますがnewtonが確認できる範囲はここまでです。
特にメーカー製パソコンに新しいOSをインストールすると
休止状態が使えなくなるパソコンも結構あるようなので、OSのアップグレード時には十分ご注意ください。



YAMAHAチップのサウンドカードを取り付けると、勝手にYamaha Media Driverがインストールされてしまう
 現在は発売されていませんが、サウンドカードにYAMAHAのMIDI音源となる
XG音源が搭載されている製品で、WindowsXPのパソコンに取り付けると、
正しいドライバではなく、Windowsが持っているドライバYamaha Media Driverをインストールしてしまいます。

ドライバがYamaha Media DriverではXG音源が使用出来ません。
また、YAMAHA DS-XG WDM driverをインストールしても再起動後に
再びYamaha Media Driverがインストールされてしまう症状があります。
これはWindowsUpdateによるものですので、正常なドライバを入れる方法についてご紹介します。

 ただし、WindowsXPのドライバYAMAHA DS-XG WDM driverでは
SONDIUS-XG、4チャンネルスピーカー、3Dサウンドの機能は利用出来ませんのでご注意下さい
(通常のサウンド出力やXG音源でのMIDI演奏は問題なく利用出来ます)。


1.ドライバのダウンロード
 YAMAHA LSIのドライバダウンロードサイトからWindowsXPのドライバをダウンロードします。
DS-XG Drivers for YMF724, YMF740, YMF744, YMF754欄にある
Win XP/v. 5.12.01.5244 /dsxgxp.exe/5,068 KB
と書かれているもの(2004年の時点)が該当しているドライバです。


2.LANケーブル、またはモデムの電源を切る
 ここが重要なポイントです。物理的にネットワークを切断して下さい。
再起動後に勝手にYamaha Media Driverがインストールされてしまう原因は
WindowsUpdateがYAMAHA DS-XG WDM driverよりも
Yamaha Media Driverが新しいドライバと判断してしまうからです。


3.ドライバのインストール
 ドライバをインストールします。インストール中に
[WindowsXPロゴテストに合格していません]
というメッセージが表示されますが、気にせずに「無視」をクリックして続行して下さい。


4.再起動
 パソコンを再起動してYAMAHA DS-XG WDM driverが正しくインストールされるのを確認します。


5.ネットワークに再接続して完了
 コントロールパネル(クラシック表示にして下さい)にヤマハDS-XGの項目が表示され、
XG音源が正しく動作していることを確認したらLANケーブルを接続して下さい。
1度ドライバが組み込まれれば勝手にドライバが更新されることはありません
(ただし、WindowsUpdateの項目にはYamaha Media Driverが
新しいドライバのリストに表示されていますが、ドライバを手動で更新しない限り大丈夫です)。



突然画面が読み取り不能になり、再起動したところシステムがやや不安定になってしまった
 newtonがムービーを*.avi→*.mpgにエンコード(Celeronではかなり重荷になりますが…)
していたところ突然画面が読み取り不能な表示(ディスプレイに対応していない表示のような感じ)に
なってしまい冷や汗をかいてしまいました(^^;

 再起動しても同じ症状になるため、セーフモードで起動すると正常に動いたため
通常モードにしたところ、問題なく動きました。しかし、起動できても起動時間が
倍になり(起動ロゴが1分ぐらい表示されます)また、ソフトを起動中にマウスポイントが
一瞬止まってしまい、HDDが壊れかけている症状が出てしまいました。

 まず、スキャンディスクを行ってみましたが、120GBのHDDがなんと12時間も
かかってしまいました(普段なら1時間で終わります)。その後でもシステムが
やや不安定になってしまいました(普通の作業はストレス無く動きますが…)
 HDDが壊れてしまったのか、システムが壊れてしまったのか混乱していましたが、
以下のような手段で進めると原因が分かります。


1.HDDの動作音は問題がないか確認
 WinXPでマウスポイントが一瞬止まる症状はHDDが壊れかけている可能性があるため、
マウスポイントが止まるような時にHDDの音に問題がないか確かめます。
HDDから変な音が聞こえる場合は、すぐに重要なデータを
別のHDDやCD、DVD、他のPCに移動してください。
そのHDDのディスクに問題があるため、新しいHDDを購入してOSをインストールし直します。

 またイベントビューアなどでhaeddiskやatapiなどのエラーログが頻繁に
記録されている場合はHDDが壊れかけている可能性があります。
そのような場合は大事なデータをすぐに移動して下さい。


2.スキャンディスクを行う
 スキャンディスクを行ってエラーを修復したり不良セクタを検査して下さい。
もし、ここで時間が異常にかかる場合はHDDが壊れかけているかシステムのデータが一部壊れています。


3.復元ポイントを使って問題が起こる前の時の状態へ戻す
 システムのデータが一部壊れている場合は
「スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→システムの復元」
でシステムの復元の設定画面を表示させ、画面の指示に従って異常な症状が出る
前の日にある復元ポイントを選び、復元させて下さい。
これで改善できればシステムのデータが一部壊れていたことが分かります。


4.OSのクリーンインストール
 データを別のHDDなどに移動した後にフォーマットをしてOSをインストールして下さい。
ここでフォーマットでエラーが出たり、インストール中に止まったり、
正しくWindowsXPが起動できない場合はHDDが壊れかけています。
新しいHDDを購入してインストールしてみて下さい。


 なお、newtonは1,2,3の手順を行いシステムを復元させることで問題を改善できました。
どうやらCeleronがエンコードの負荷で熱暴走気味になり、異常な信号が
システムのHDDに送られ、システムデータが一部壊れて画面表示もおかしくなってしまったと思われます。



Internet Explorerで[この種類のファイルであれば常に警告する]のチェックを間違って外してしまった
Internet Explorerのダウンロード画面で[この種類のファイルであれば常に警告する]チェックボックスの
チェックを外してしまうと、2度とその選択画面が表示されなくなってしまいます。
newtonも度々やってしまうのですが、フォルダオプションにて設定を戻すことが出来ます。
レジストリを編集する必要はありませんのでご安心ください。

1.フォルダオプションで設定を変更する
 どこでも良いので、マイコンピュータやフォルダを開いてください。
「ツール」をクリックしてメニューを表示させ「フォルダオプション」をクリックしてください。
そして、「ファイルの種類」というタブをクリックして拡張子に関する設定画面を開きます
(このとき懐中電灯のアイコンが表示され、設定内容が読み込まれるまでに
数十秒かかりますのでご注意ください)。

そして、チェックボックスを外してしまった拡張子を探して詳細設定(V)を
クリックすると「ダウンロード後に常に開くように設定する(O)」というチェックボックスがあります。
そこにチェックを入れてOKボタンを押すと元に戻ります。

 なお、ダウンロードする時のデータの種類(拡張子と言います)については、
ここでの説明は省略させて頂きます。
拡張子についてよく分からない方はGoogleなどで各自調べてくださるようお願いします。


ブロードバンドルータを経由してInternet Explorerを起動するとオフライン作業になる
ルータ経由で、パソコンを起動してから、はじめてInternet Explorerを起動させて
インターネット接続をすると「 現在、インターネットには接続していません。
コンピュータに保存されているインターネットのコンテンツを表示するには、
[オフライン]をクリックしてください。再接続する場合は[再試行]をクリックしてください。」
というダイアログが表示されます。

これはInternet Explorer5.0のバグによって発生していることが確認されています
(再試行問題とも言われています)。Microsoft社からも公式に発表されています
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;416320


1.再試行をクリックする
 これが一番簡単ですが再試行をクリックすると接続され、普通にインターネットが出来ます。


2.Internet Explorerをアップグレード
 Internet Explorerを5.5以上にアップグレードさせれば、この問題は発生しなくなります。
いちいち再試行をクリックするのが面倒な方は、こちらをお試しください。


Windows98を起動中にWindows保護エラーが発生する
2.1GHz以上のCPUを乗せたパソコンでは
「NDISディバイス初期化中... Windows保護エラーです。コンピュータを再起動してください。」
という保護エラーが発生することが確認されています(Intel公式サイトでも掲載されています)。


1.ネットワークドライバを削除
 もし、そのパソコンがインターネットを行わないならば、ネットワークドライバを削除すると
問題なく起動できます。その代わりにインターネットは使えなくなりますので十分注意してください。


2.BIOSでCPUの設定を変え、2.1GHz未満の周波数に下げて起動
 どうしてもWindows98を使用し、かつインターネットを行いたい方は、BIOSで
CPUに供給する電気を減らし、強制的にクロック周波数を下げれば起動する事が出来ます。


3.Windows2000、WindowsXPをインストール
 Windows2000とWindowsXPでは問題なく使用できますのでOSを
新規購入してインストールします。セキュリティの面を考えても
新しいOSをインストールすることをお勧めします。